アジア選手権ロードレース
みなさんこんにちは。
アジア選手権のレースレポートを掲載いたします。
第38回アジア自転車競技選手権大会
2018年2月11日
12:15スタート(106km)
1位 NGUYEN Thi That
2位 HUANG Ting Ying
3位 CHANG Yao
4位 吉川美穂
今回初めて訪れる事となったミャンマーは最高気温36°C。
日本はマイナスから一桁の気温が続き凍えながら屋外の練習をこなした後に暑さに順応する為にストーブを焚いた部屋で軽くローラーに乗り身体を暑さに慣らして現地入り。
女子のレースは平坦基調の106km。
ラスト20kmから約2kmの登りがあり、軽いアップダウンをこなしながらゴールへ向かうコース。
最初の勾配がキツくなる所で中国の選手がアタック。大島のアジア選手権で二位だったPu選手で、かなり強烈なアタックに集団は一気に分裂。
私は先頭集団から徐々に遅れてしまい、11名の先頭集団に唐見選手、少し離れて福田選手と他国の3名、その100mほど後ろに私が単独、そこから少し離れた後ろの集団に樫木選手。
私からは福田選手が近かったので、そこまで追い付こうとするもなかなか縮まらず、宙ぶらりんになってしまう。
ラスト10kmあたりで樫木選手含む10名程の集団と合流し、程なくして福田選手含む3名も合流。
このグループに残っているスプリンターは日本とタイのみで他の国はしっかり回る意思があるかわからなかった為、とにかくタイと日本が中心となって回ってほしいと伝えるもうまく噛み合わず、一向に先頭集団も見えない中でラスト5kmを通過。
自分もかなりキツくなり、お願いだから唐見さん逃げてて下さい... と内心祈りつつ、少し心が折れかけ諦めかけた所で牽制に入った先頭集団に付くチームカーの隊列が見え始める。
ここで香港の選手がアタックをし、それに続いて集団もペースアップするも既に回れる選手はほぼおらず、タイと私とで必死に追い上げ、ラスト2kmのロータリーを抜けた所で先頭集団はほぼ目の前。
ヤケクソで踏んで踏んで先頭11名の集団に追い付いた時には残り1.5km。集団内には唐見選手もおり、スプリントだと判断するが既に声をかける余裕もなく、最後のゴールスプリントに向けて何とか回復を図り、自分の位置を上げラスト500m。かなり良い位置までポジションを上げられることが出来、そこから唐見選手も前を引いてくれたものの、もうスプリントをする力が残っておらず4位に終わってしまう。
全ての準備を整えて下さったスタッフの皆様。
本当にありがとうございました。
また今年もチームで優勝できずに本当に悔しい気持ちでいっぱいで、もっとああしていたら、こうだったらとばかり考えてしまいましたが、何より自分の力が足りなかったと痛感しました。
今年は鈴木真理コーチも付いてくれているのでトレーニングもリカバリーも安心して行うことが出来ます。
支えてくれている人達の為に、自分のためにも、しっかりトレーニングを積んで最高の選手になれるよう日々精進していきたいと思います。
今回もたくさんの応援、本当にありがとうございました!!!
吉川 美穂
使用機材
フレーム:MERIDA SCURTURA8000-E
タイヤ:Panaracer RACE Evo3 Series
コンポーネント:SHIMANO(深谷産業様サポート)
サイコン:pioneer
シューズ:sidi (深谷産業様サポート)
ヘルメット:OGK kabuto
ソックス:FOOTMAX
サプリメント:Power Production
日焼け止め:Aggressive Design Top Athlete Sun Protect
クレンジングオイル:Aggressive Design Waterproof Cleansing Oil
リップクリーム:Aggressive Design Hemere
スキンケアクリーム:Aggressive Design Urthr
サングラス:OAKREYレーダーEV XS (金栄堂様サポート)